Book Watch/いずみノベルズ読み放題情報

『女難戦記Σ 壱』、『クソゲー悪役令嬢⑤』などが「Kindle Unlimited」に登場!

『法陣遣いの流離譚②-⑥』は今月で読み放題終了

 本コーナーでは、NextPublishingを利用したライトノベルレーベル『いずみノベルズ』の「Kindle Unlimited」登録状況をお伝えします。

 今月はコミカライズも決定した大人気シリーズ『クソゲー悪役令嬢』の最新巻が「Kindle Unlimited」に初登場です。さらに、男女比1対10の女性上位の軍隊で唯一の美少年パイロットによる女難ストーリー『女難戦記②-⑤』と、その新編である『女難戦記Σ 壱』も登場。ダンジョンが世界各地に存在する異世界が舞台の『合法ショタとメカメイド①-②』も読み放題となります。

 一方、『法陣遣いの流離譚②-⑥』は今月で読み放題終了となります。お読み逃しなく!

今月「Kindle Unlimited」に登録されたタイトル

『女難戦記②』

『女難戦記②』

 ルボーア星系の激戦を制し、皇都侵攻を食い止めた輝星たち。その勢いは止まらない。センステラ星系奪還に向けて、皇国軍は一気に突き進む。その先頭には、常に輝星がいる。だが、油断は禁物だ。帝国軍の総司令官、帝姫ディアローズの策略が輝星たちを待ち受けている。

 機動要塞の襲撃、帝国最強のエース、そして圧倒的な性能を誇るゼニス……これらの強敵に立ち向かう輝星の運命はいかに。不敗の帝姫を打ち破ることはできるのか。絶望的な状況を覆す、その一手がここにある。

『女難戦記③』

 惑星センステラ・プライム、その地で繰り広げられる戦いが、ついにクライマックスを迎える。帝姫ディアローズによる卑劣な罠に落ちた北斗輝星だったが、予想外の展開が彼を待っていた。なんと、帝国のもう一人の帝姫、ヴァレンティナが裏切り、輝星を救出するのだ。

 この出来事が全てを変える。ヴァレンティナは皇国軍と手を組み、姉ディアローズに対し反旗を翻す。一方のディアローズも、輝星を取り戻すため新たな策を練る。帝国軍内部の分裂はさらに深まり、予測不可能な展開に。

 北斗輝星を巡る、帝国軍内の激動。その全貌が明らかになる第三巻、ここに開幕!

『女難戦記④』

 ディアローズの策略にはまり、結婚を決意した輝星。皇国軍の勢いはカワシマ・アイアンワークスからの支援により加速する。しかし、この平穏は長くは続かなかった。裏切られた感情を抱える皇帝ウィレンジアが激怒。帝国軍を動員し、皇国に対する総攻撃を決断するのだ。

 氷結惑星ガレアeを舞台に、皇国軍と元帝国軍の将兵たちが防衛線を築く。迫るは空前絶後の大艦隊。戦力差は圧倒的、一対三の不利な状況の中、皇国軍は苦戦を強いられる。だが、ディアローズにはまだ秘策があるようだ。

 この苦境をどう乗り越えるのか。輝星と皇国軍の運命は? 美少年エースパイロットの女難を描いたストーリー、その最終幕がいま始まる。熱い戦闘と心理戦が織り成すドラマ、その結末を見逃すな!

『女難戦記⑤』

 氷星の戦場での大決戦、その後半戦が今、始まる。アンヘル公爵率いる帝国軍第二艦隊を撃退した輝星たちだが、一息つく間もなく、皇帝直属の第一艦隊が襲来する。帝国艦隊は圧倒的な質と量で皇国艦隊を上回り、皇国側は連戦で弾薬が底をついていた。

 絶望的な状況の中、皇国に寝返った天才軍師ディアローズが、勝負を左右する一手を打ち出す。勝利を確信する皇帝に、予想外の巨大な刺客が迫る。

 最強のパイロットと軍師、この二人のコンビネーションは帝国軍に勝利をもたらすのか。そして、戦いと恋の行方はどうなるのか。全ての謎が解き明かされる、女難戦記の完結編。緊張感あふれる展開、心を掴むドラマ、これを見逃す手はない。全ての答えがここに、今、明らかに!

『女難戦記Σ 壱』

 未来の宇宙、星々を渡り歩く国家たちの中で、ヴルド人の支配が広がる。その中心には霜月善哉、かつての地球軍の天才軍師がいた。しかし、運命のいたずらか、彼は軍を追われ、運輸業へと舵を切る。初仕事で訪れた紛争地で輸送船を失い、敵対するヴルド人の女兵士たちに追い込まれる。そんな絶体絶命の彼に手を差し伸べたのは、リンティア同盟軍のシャルロッテ。善哉は彼女の助けを得て、一命を取り留めるが、安息は束の間、次なる危機が彼を待ち受けていた。

 巨大な敵艦隊に囲まれた時、善哉の頭脳戦が始まる。彼はシャルロッテの軍師として新たな戦いに挑む。筋力ではなく、頭脳で戦う彼の姿に、読者は驚愕するだろう。果たして善哉は、絶望的な状況から同盟軍を救い出せるのか?

 ──人気シリーズ「女難戦記」新編“Σ”が、今、始まる!

『合法ショタとメカメイド①』

 世界に散らばる謎多きダンジョン、そこは冒険者たちの夢と挑戦の場。しかし、主人公ヤックは違った。童顔で小柄、三流探索者のレッテルを貼られ、日々は荷物持ちに徹している。だが、運命は彼に思わぬ転機を用意していた。

 ある日、彼と仲間たちは、迷宮の奥深く、誰も踏み入れていない未知の領域を発見する。金の亡者になった仲間に巻き込まれ、危険な深部へ。そこで、恐るべき魔獣の襲撃に遭遇する。仲間は見る影もなく逃走。重荷を担い、絶望的な状況に残されたヤックだったが、その時、彼の前に現れたのは一筋縄ではいかないメイド、アヤメだった。彼女は颯爽と魔獣を退け、ヤックに手を差し伸べる。

「任務完了。お怪我はありませんか、マスター?」

 この出会いが、ヤックの運命を大きく変えることになる。彼の新しい旅路は、ダンジョンで最も強く、冷酷なメカメイドと共に始まる。荷物持ちから英雄への道は険しいが、彼の物語は今、新たな章を迎えるのだ。

『合法ショタとメカメイド②』

 魔物の影もない神聖都市アレクトリアの裏側に潜む秘密とは何か?メカメイドのアヤメと(合法)ショタ探索者ヤックが織り成す、予測不可能な凸凹コンビの物語が再び動き出す!

 二人は晴れて正式に主従関係を築き、探索者パーティ「青刃の剣」を結成。世界各地を襲う魔獣の脅威に立ち向かうため旅立つ。目指すは、迷宮と噂される世界一平和な神聖都市。そこは美しく、悠久の時を生きる聖女が守る町だ。

 だが、その町の地下深くには未知なるダンジョン「銀龍の聖祠」が広がっていた。調査を進める中で、二人は謎多き美女と出会い、彼女が聖女にそっくりだと気づく。平和の町の表面下で渦巻く事件に巻き込まれながら、ヤックとアヤメは都市の隠された秘密に迫る。

 果たして、この平和な町に隠された真実とは?ヤックの前に新たな出会いが訪れる時、物語は予想もしない方向へと進む。驚きと興奮が詰まったこの物語を見逃すな!

『クソゲー悪役令嬢⑤』

 病死した女子高生・小夜子が転生した先は、ゲームバランス崩壊のクソゲー世界。この世界、滅亡ルートしかないというトンデモ設定だ。

 今回はしかも、悪役令嬢としての姿──いやいや、ダサジャージを着た小夜子はなぜか女神のダンジョンに閉じ込められてしまう。パーティーメンバーは戦闘経験ゼロの気弱聖女セシリアと、腹黒い邪神の化身ユラだけ。これって、もはや悪役令嬢の話じゃない、完全なクソゲーじゃないか!

 この脱出不可能とされる迷宮の底で、小夜子はどう動く? 病弱な少女が見せる意外な奮闘、そして彼女の運命を握るのは、この不条理な世界のルールそのもの。読者を驚かせる展開が待ち受けている。悪役令嬢の物語を超えた、このクソゲー世界での生存戦、見逃すな!

今月で「Kindle Unlimited」から卒業するタイトル

『法陣遣いの流離譚②』

『法陣遣いの流離譚②』

 主人公ザートたちの旅は、旧友シルトのトラブルを経て、ブラディア最大の港町グランベイへと続く。ここで新たな仲間、受付嬢クローリスをパーティに迎え、彼らの冒険は新たな局面を迎える。法具の複製による戦力強化、珊瑚礁でのバカンス、沈没船の引き揚げと、様々な出来事を通じて、パーティの絆はより一層深まる。

 しかし、穏やかな日々は長くは続かない。ある夜、偶然からリオンの隠された秘密が明らかになり、彼女の過去を知る人物が現れると、物語は予想もつかない方向へと進む。グランベイ港編は、友情と裏切り、秘密と驚きが渦巻く、スリリングな展開が待ち受ける。この物語、ただの冒険譚では終わらない。主人公たちの絆が試される時、物語は大きく動き出すのだ。新しい仲間、未知の謎、グランベイ港で待つ冒険に、目が離せない!

『法陣遣いの流離譚③』

 リヴァイアサン討伐後のザートたちは、ブラディア辺境伯のアルドヴィン王国独立の知らせに動揺する。さらに王国はホウライ皇国との同盟を破棄し、ティルク人の奴隷化を宣言。これに対抗し、ザートたちは自らのクランに皇国軍を編入し、奴隷となったティルク人救出のため王国への上陸を決意する。

 彼らが向かったのは、ザートの生まれ故郷である港湾都市クロメ。しかし、そこはもはや思い出の地ではない。かつての両親の商会は、今やティルク人の奴隷売買に手を染めていたのだ。その背後には、ザートを裏切ったバルブロ商会長の次男、トール・バルブロの影が。彼はザートの妹ユノの夫でもある。

 学院時代の咎と向き合うザート。彼が背負った過去とは? 故郷の裏切り、そして家族の絆が試されるこの戦い、その結末には誰もが息をのむ。救出作戦の火蓋が切って落とされた──これはただの冒険譚ではない、深い陰謀が渦巻く物語の始まりだ。

『法陣遣いの流離譚④』

 【白狼の聖域】のザートたちは、ブラディア国の支援を受け、アルドヴィンからの難民たちを保護する。彼らの活動により、獣人の子供たちの笑顔がよみがえる。そんな中、魔鉱銃の量産、竜騎兵隊の増強、団員のスキルアップと、クランの力は急速に増していく。そして、資金集めのための地図作成を通じて、ザートが使う法具の秘密の一端が明かされることに。

 物語はさらに加速する。ザートとリュオネは、次々と明らかになる事実を追い、第五中央砦を巡る激しい戦いに巻き込まれていく。そしてその中で出会った「狩人」フリージア。彼女が持つ法具に関する衝撃の事実とは一体──?

『法陣遣いの流離譚⑤』

 ライ山での封印解除事件を経たザートたちは、その理由を突き止めるために異界門跡地を目指す。山頂で彼らを待っていたのは、異界門と共に封印されていた狩人。彼から、異界門が崩壊の危機にあることを知る。崩壊を阻止するため、必要な凝血石を求めて竜種が棲む大陸ティランジアへと旅立つ。

 ティランジア最大の都市ビザーニャでの驚愕の事実が彼らを待つ。バルド教団がスラムの子供たちを使い、危険な魔弾の製造を強いていたのだ。更にシルトとの偶然の再会から、凝血石の採掘場が伝説の竜の墓場であることが判明。竜の墓場で凝血石を探すザートとシルトの前に、バルド教団と、ブラディアでの魔鉱銃配備に不満を抱くファストプレーン男爵が立ちはだかる。

『法陣遣いの流離譚⑥』

 ティランジアでの大きな成果──竜種の骨を手に入れたザートたちは、自らの拠点で力の強化に励む。彼らの目指すは、ただの強さではない。そんな中、魔人と化したジョアンを元の人間に戻す方法を探るため、エヴァと共に危険な実験に手を染めることに。しかし、彼らの安寧も長くは続かなかった。アルドヴィンに潜入していた第八の全滅という衝撃の報せがザートを自責の念に駆り立てる。

 そして、予期せぬ展開が彼らを待ち受ける。グランベイに現れたのは、守錠機関の機関長エフェス。彼はかつて異界門事変でアルバ教団を壊滅させた、その男だ。エフェスの巧妙な策略が、ザートたちを罠へと誘う。知りつつも避けられない罠。彼らが向かうのは、運命を左右するライ山。そしてそこで、再び異界門が開かれる。