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IchiGeki氏、全画面ゲームに対応したリモートデスクトップソフト「Lokasenna」を公開

Windows 8の“Desktop Duplication API”を「Brynhildr」に組み込んだプロトタイプ

「Lokasenna」v0.1.0(「Sid Meier's Civilization V」をリモートデスクトップ経由でプレイした様子)

 「Brynhildr」をはじめとするリモートデスクトップソフトを数多くリリースしているIchiGeki氏は16日、新しいリモートデスクトップソフトのプロトタイプ「Lokasenna(ロカセナ)」を公開した。現在、同氏のブログから無償でダウンロード可能。

 「Lokasenna」は「Brynhildr」の次期リリース版に、“Desktop Duplication API”を組み込んで画面のキャプチャー方式を一新したもの。これまでの「Brynhildr」ではサポートされていなかった全画面表示されたDirectXゲームなどの画面転送が可能となる。「Brynhildr」をゲーム向けに拡張したものといえるだろう。

 そのほかにも、映像圧縮形式がMotionJPEGに固定されている点などが「Brynhildr」との違い。将来的には「Brynhildr」のプラグインとして利用可能になるとのことだ。

 なお、“Desktop Duplication API”はWindows 8以降で搭載されたAPIであるため、動作OSはWindows 8以降となっているので注意。

ソフトウェア情報

「Lokasenna」
【著作権者】
IchiGeki 氏
【対応OS】
Windows 8/8.1/10およびWindows Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.1.0(16/06/16)