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JetBrains、「IntelliJ IDEA」のJavaScript/TypeScript/HTML/CSSコア機能を無償化

基本的な「React」サポートも含む、「IntelliJ IDEA 2026.1」より

同社のアナウンス

 チェコのJetBrainsは3月19日(現地時間)、統合開発環境「IntelliJ IDEA」でJavaScriptおよびTypeScriptの中核機能を無償化すると発表した。これまで「Ultimate」サブスクリプションだけに含まれていたJavaScript、TypeScript、HTML、CSSの機能を「IntelliJ IDEA 2026.1」より無料で提供する。

 「IntelliJ IDEA」はJavaやKotlinを主軸とする統合開発環境(IDE)だが、近年のJava開発ではフロントエンドにHTML、CSS、JavaScriptといったWeb技術を組み合わせる場面も多い。そこで、こうしたワークフローを「IntelliJ IDEA」でより手軽に扱えるようにするため、今回の無償化に踏み切ったようだ。

 無償化される機能は、以下の通り。

  • JavaScript、TypeScript、HTML、CSSのコーディング支援
     ►基本的な「React」サポート。コード補完、コンポーネントおよび属性のナビゲーション、「React」コンポーネントおよび「props」のリファクタリングが含まれる
     ►JavaScript、TypeScript、HTML、CSSのフル構文ハイライト
    JavaScript、TypeScript、HTML、CSSのフル構文ハイライト

     ►信頼性の高いコード補完
     ►高度なインポート管理。JavaScript/TypeScriptコードを貼り付ける際、欠落した参照を追加したり、利用していない参照をクリーンアップしたりできる
     ►スムーズなコードナビゲーション
    スムーズなコードナビゲーション
  • インテリジェント機能を用いたコードの改善
     ►リネームや変数・定数の導入といったリファクタリング
     ►組み込みのインスペクション・クイックフィックスによる問題の早期検出
     ►JavaScriptとTypeScriptの重複コード検出
  • 統合ワークフロー
     ►「Vite」ジェネレーターを用いた新規Webプロジェクトの作成
     ►「Prettier」、「ESLint」、「TSLint」、「StyleLint」によるコード品質管理
     ►「package.json」からの「npm」スクリプト実行
     ►依存パッケージの脆弱性モニタリング

 なお、専用のデバッガーやテストランナー、テストUI、「Angular」「Vue」といったその他のフロントエンドフレームワークのサポート、高度なリファクタリングといった機能に関しては、引き続き「Ultimate」サブスクリプションが必要。「Ultimate」はクレジットカード不要で30日間試用できる。