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「Google Chrome 55」がベータ版に。入力処理と非同期処理の分野で大きな改善

“PointerEvent”や“async/await”が新たにサポートされる

「Google Chrome」v55.0.2883.21

 米Google Inc.は20日(現地時間、以下同)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版v55.0.2883.21を公開した。21日に公開された公式ブログ“Chromium Blog”によると、「Google Chrome 55」では入力処理と非同期処理の分野で大きな改善が盛り込まれているという。

 まず、入力処理では“PointerEvent”がサポートされた。これは従来のマウス入力を扱う“MouseEvent”やタッチ入力を処理する“TouchEvent”を統合したもの。デフォルトでスクロールをブロックしないように設計されているので、Webページの応答性が改善されるという。

 さらにCSSではタッチ入力を扱うプロパティが追加されており、タッチジェスチャーのようなアクションをサポートすることが可能。また、新たに実装された“auxclick”を利用すれば、メインのマウスボタンをクリックした際のイベントを扱うことができる。

 一方、非同期処理では“async/await”キーワードがサポートされた。これまで“Promise”を利用したメソッドチェインで記述していた処理を、よりネストの少ないシンプルなコードで記述できるようになる。

 「Google Chrome」ベータ版はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版の対応OSは、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10となっている。