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“禅モード”でコーディングに集中できる「Visual Studio Code」v1.8が公開
未保存で終了しても再開時に自動復元する“Hot Exit”も
2016年12月16日 16:02
米Microsoft Corporationは14日、マルチプラットフォーム対応のコードエディター「Visual Studio Code」の最新安定版v1.8.0を公開した。本バージョンにおける変更点は多岐にわたるが、なかでも“Hot Exit”や“Zen Mode”の追加が大きな変更点といえるだろう。
“Hot Exit”は、編集中のドキュメントを保存せずに「Visual Studio Code」を終了した際その状態を記憶して、「Visual Studio Code」の再開時に前回の状態を自動で復元する機能だ。“Hot Exit”はユーザー側でON/OFFを切り替えられるが、万が一「Visual Studio Code」がクラッシュした場合は自動で作動し、データの損失からユーザーを保護してくれる。
一方、“Zen Mode(禅モード)”はサイドバーやステータスバーといったUI要素をすべて隠し、エディター部分を全画面表示にすることでコードディングに集中できるようにする機能だ。“Zen Mode”への切り替えはコマンドパレットから行えるほか、[Ctrl]+[K]+[Z]キーで移行することもできる。
そのほかにも、画面左端に表示されている“Activity Bar”でコマンドボタンの削除や並び替えといったカスタマイズが行えるようになった。“Activity Bar”を非表示にすることも可能。また、[Ctrl]+[Q]キーで開いているビューやパネルを一覧・選択できるビューピッカーなども搭載されるなど、細部にわたって多くの改善が盛り込まれている。
「Visual Studio Code」はWindows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。
Happy holidays - we shipped@code1.8.0 with lots of enhancements. Get It:https://t.co/dDMIFTRxMnRelease notes:https://t.co/KSoAZcpY1G
— Visual Studio Code (@code)2016年12月14日
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびMac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.8.0(16/12/14)
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