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Windows 10向け「OneNote」アプリに録音機能が追加、画面キャプチャーも可能に

ドラッグ&ドロップによるファイル挿入・セクションやノートの整理で操作性が向上

「OneNote」v17.8067.57631.0

 米Microsoft Corporationは、Windows 10向け「OneNote」アプリの最新版v17.8067.57631.0を公開した。現在、「ストア」アプリから無償でアップデート可能。本バージョンでは“オーディオ ノート”機能とデスクトップの矩形キャプチャー機能が新たに追加されている。

 “オーディオ ノート”はマイク入力を録音し、ページに挿入する機能で、会議の議事録を作成したり、講義のノートをとる時に便利。開始するには、まずリボンの[挿入]タブにある[オーディオ]ボタンを押す。するとリボンに[音声]タブが追加され、録音が開始される。あとはいつも通り「OneNote」でメモをとろう。[音声]タブの[停止]ボタンを押せば、録音を停止できる。

 録音した“オーディオ ノート”を再生するには、まずページに挿入された“オーディオ 録音”アイコンを選択する。するとリボンが[音声]タブへ切り替わるので、[再生]ボタンを押せばよい。メモの左側に小さく表示される再生アイコンをクリックすれば、そのメモを取った時の“オーディオ ノート”を再生することが可能だ。

会議の議事録を作成したり、講義のノートをとる時に便利な“オーディオ ノート”
矩形キャプチャー機能

 もう1つの矩形キャプチャー機能は、デスクトップの指定領域を“スクリーンショット”フォルダー(%UserProfile%PicturesScreenshots)へ保存するものだ。「OneNote」が起動していなくても[Windows]+[Shift]+[S]キーですばやく使えるのが便利だが、利用するには「Windows 10 Creators Update(バージョン 1703)」へアップデートする必要があるので注意したい。

 そのほかにも、ファイルを「エクスプローラー」などからドラッグ&ドロップで直接挿入する機能や、セクションやノートをドラッグ&ドロップで入れ替える機能が追加されており、操作性が大きく改善されている。

ドラッグ&ドロップによるファイル挿入・セクションやノートの整理で操作性が向上

ソフトウェア情報

「OneNote」Windows 10版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10/Windows 10 Mobile
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.8067.57631.0