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高速デスクトップ録画ツール「スーパーアマレココ」v4.20 ~“YUV 12bit”対応など

「AMVビデオコーデック」v4.20も公開。対応OSの変更に注意

「スーパーアマレココ」v4.20

 デスクトップ録画ツール「スーパーアマレココ」の最新版v4.20が、25日に公開された。64bit版のWindows 8.1/10に対応するフリーソフトで、利用には同日付けでリリースされた「AMVビデオコーデック」の最新版v4.10が必要。「AMVビデオコーデック」は価格2,808円(税込み)のシェアウェアで、いずれも作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「スーパーアマレココ」はデスクトップの指定領域をキャプチャーし、動画ファイルとして保存できる「アマレココ」シリーズの最新版。Windows 8.1/10の“Duplication API”を利用したデスクトップキャプチャーに対応するほか、「AMVビデオコーデック」の採用でパフォーマンスにも優れる。

 「スーパーアマレココ」v4.20では、“YUV 12bit”がキャプチャ処理のカラーフォーマットとして追加された。旧バージョンの“YUV 16bit”に比べ処理するデータ量が25%減るため、CPUやHDDへの負荷が軽減され、より快適な録画が可能になるという。

 そのほかにも、テクスチャーをリングバッファにするオプションが搭載。取込み枠ボタンの上で右クリックするとキャプチャサイズを選択できるようになるなど、使い勝手の改善も図られた。また、設定画面を一度でも開くと「スーパーアマレココ」の終了時に異常終了する恐れのある不具合、マルチモニター環境でキャプチャー画像が乱れる不具合などが修正されている。

 一方、「AMVビデオコーデック」v4.1では、AMD製CPU“Ryzen”のサポート強化をはじめとする改善が盛り込まれているとのこと。Windows 10が対応OSへ追加されたが、Windows 7はサポート対象から外されているので注意したい。

ソフトウェア情報

「スーパーアマレココ」
【著作権者】
amaman 氏
【対応OS】
64bit版のWindows 8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.20(17/04/25)
「AMVビデオコーデック」
【著作権者】
amaman 氏
【対応OS】
64bit版のWindows 8.1/10
【ソフト種別】
シェアウェア 2,808円(税込み)
【バージョン】
4.10(17/04/25)