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「Oracle VM VirtualBox」に脆弱性、修正版のv5.1.30が公開
Windows環境で3D関連のクラッシュ問題が修正されるなどの不具合修正や改善も
2017年10月18日 12:52
米Oracle Corporationは16日(現地時間)、オープンソースの仮想PC作成・実行ソフト「Oracle VM VirtualBox」の最新版v5.1.30を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
本バージョンは、現行の安定版であるv5.1系統のメンテナンスアップデート。Windows環境で3D関連のクラッシュ問題が修正されるなどの不具合修正や改善が盛り込まれている。
なお、本バージョンには脆弱性の修正も含まれているので注意。今回修正された脆弱性はCVE番号ベースで全5件。このうち「OpenSSL」に由来する1件は、認証なしでリモートから悪用が可能となっているので注意したい。“CVSS v3(共通脆弱性評価システム)”のベーススコアは最大で“7.3(危険)”。
「Oracle VM VirtualBox」は、デスクトップでx86ベースシステムの仮想マシンを複数作成・実行できるソフト。オープンソースで開発されており、Windows、Mac、Linux、Solarisが公式にサポートされている。Windows版の対応OSは、64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2。
ソフトウェア情報
- 「Oracle VM VirtualBox」Windows版
- 【著作権者】
- Oracle Corporation and/or its affiliates
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.1.30(17/10/16)