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「Pale Moon」v27.6.0が公開、さまざまな改善を加えたメジャー更新

Direct2D 1.0のサポートが終了、ユーザーインターフェイスやライブラリをアップデート

「Pale Moon」v27.6.0

 Moonchild Productionsは7日、Webブラウザー「Pale Moon」の最新版v27.6.0を公開した。さまざまな改善を盛り込んだメジャーアップデートとなっている。

 本バージョンにおける変更点は多岐にわたるが、なかでも注意したいのがDirect2D 1.0のサポート終了だ。Direct2D 1.1が利用できない環境ではハードウェアレンダリングが行えず、ソフトウェアレンダリングに戻ってしまうなどの問題が発生する。該当するWindows Vista/7環境では、Direct2Dを再度有効化するために「Download Platform Update for Windows 7 from Official Microsoft Download Center」のインストールが必要となるので注意したい。

 また、ツールバーやダウンロードボタンの一貫性やコントラストを改善するため、デフォルトのテーマを更新。通知ポップアップの表示時間を延長できるようにするなどの表示面での改善が施された。

 加えて、内部で使われているライブラリ群のアップデートも行われた。たとえば“libpng”ライブラリがv1.6.28へアップデートされた結果、より高速なSSE2デコードが利用可能になったほか、圧縮ライブラリ“Brotli”が更新され初期状態で“Brotli”によるHTTPコンテンツエンコーディングのサポートが有効化された。また、“KISS-FFT”ライブラリを起因とするデッドロックの問題なども修正されている。

 「Pale Moon」は、「Firefox」からフォーク(分岐)したオープンソースのWebブラウザー。“Gecko”から派生した独自のレイアウトエンジン“Goanna”を採用しており、古い「Firefox」拡張機能のサポートとユーザーインターフェイスの拡張性を維持している。Windows/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Pale Moon」
【著作権者】
Moonchild Productions
【対応OS】
Windows/Linux
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
27.6.0(17/11/07)