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手書きパネルには新しいジェスチャーを導入 ~「Windows 10 Insider Preview」が更新

「設定」アプリではHDRや簡単操作に改善が加えられる

「Windows 10 Insider Preview」Build 17040

 米Microsoft Corporationは16日(現地時間)、PC版「Windows 10 Insider Preview」Build 17040を“Windows Insider Program”の“Fast”リングの参加ユーザーに対して公開した。すでに「Windows 10 Insider Preview」を導入済みの場合は“Windows Update”から最新ビルドへ更新できる。なお、前ビルドで発生していたAMD製CPU搭載PCで更新が行えない問題はすでに解消されているという。

 Build 17040では「設定」アプリが改善され、HDRを有効にしている場合に[システム]-[ディスプレイ]セクションでSDRのホワイトレベルを調整できるようになった。また、以前のビルドから行われている[簡単操作]セクションの整理も進められており、いくつかの項目が移動されている。

 そのほかにも、入力面では“シェイプライティング(Shape Writing)”のサポート言語が拡充(日本語は未対応)。手書きパネルで新しいジェスチャーが導入された。

 たとえば、前ビルドで縦線の挿入で単語が分割できるようになったが、本ビルドでは単語の間に“∧”を書き込むことでも行えるようになった。また、上部を山なりにつなげば分割された単語を統合することも可能。

単語の間に“∧”を書き込んで単語分割

 さらに、手書き認識したテキストの確定・挿入(Commit)処理を“」”の書き込みで行えるようになった。逐次入力をコミットしてなるべく手書きパネルを空にしておきたい場合に役立つ。

“」”の書き込みで手書き入力をコミット