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タイルからアプリの詳細オプションを開けるように ~「Windows 10 Insider Preview」

「Microsoft Edge」には住所データの自動補完機能が追加

「Windows 10 Insider Preview」Build 17046

 米Microsoft Corporationは22日(現地時間)、PC版「Windows 10 Insider Preview」Build 17046を“Windows Insider Program”の“Fast”リングの参加ユーザーに対して公開した。すでに「Windows 10 Insider Preview」を導入済みの場合は“Windows Update”から最新ビルドへ更新できる。

 Build 17046では「Microsoft Edge」が改善。Webフォームの住所フィールドを自動入力する機能が追加された。Webフォームに住所を一度入力すると、その情報を保存するかどうかを確認するメッセージが表示され、保存を許可するとそれが記憶される。次回からはこのデータを利用して自動で記入欄を埋めてくれる仕組みだ。複数のデバイスで住所データを同期することも可能で、将来バージョンでは複数の住所データを保存・切り替える機能が追加されるという。

Webフォームの住所フィールドを自動入力する機能が追加(同社ブログより引用)

 そのほかにも、“読み取りビュー”機能でテキストの間隔を調整できるようになった。EPUB電子書籍リーダー機能に搭載されていた機能が移植された格好だ。

 シェル関連では、[スタート]画面からUWPアプリケーションの詳細オプションへアクセスする機能が追加された。[スタート]画面にピン留めされたタイルを右クリックすると[その他]-[設定]メニューが選べるようになっており、これを選択すると「設定」アプリが開いて当該アプリケーションの詳細オプション画面が表示される。これは[アプリ]-[アプリと機能]セクションからアクセスできるものと同じだ。将来的にはUWPアプリの設定がこの画面に集約されるという。

[スタート]画面にピン留めされたタイルを右クリックすると[その他]-[設定]メニューが選べるように
「設定」アプリが開いて当該アプリケーションの詳細オプション画面が表示される

 そのほかにも、入力機能が改善。特に絵文字の入力機能が強化されており、使い勝手が向上している。