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「Fall Creators Update」でGetPixel/SetPixel関数が遅くなる問題 ~一部アプリの動作速度に影響

現時点での有効な回避策は確認されていない

公式ブログ“JAPAN Platform SDK(Windows SDK) Support Team Blog”

 日本マイクロソフト(株)は8日、、「Windows 10 Fall Creators Update」環境で“GetPixel”および“SetPixel”関数の処理速度が以前のバージョンのWindows 10に比べて著しく遅くなる問題が発生していることを明らかにした。現時点での有効な回避策は確認されていないという。

 “GetPixel”および“SetPixel”関数は、特定の座標のピクセルを読み取ったり、指定された色を描画する関数。同社によると、ほぼ同じスペックの「Windows 10 Creators Update」環境と「Windows 10 Fall Creators Update」環境でこの“GetPixel”および“SetPixel”関数の処理速度を“GetTickCount”関数を用いて計測した結果、「Fall Creators Update」での処理速度が「Creators Update」よりも数倍から数十倍遅くなることが報告されているという。

 「Visual Studio」の開発者コミュニティでは、“MFC”ライブラリを用いて“リボン”ユーザーインターフェイスを実装したアプリケーションで起動および実行が著しく遅くなるケースが報告されているほか、「TortoiseSVN」や「TortoiseGit」で深刻な影響を訴える声も寄せられている。

 同社によると、本問題については目下調査中であるとのこと。進展があり次第、公式ブログで告知するとしている。