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Microsoft、「Windows 10 Fall Creators Update」の一般提供を開始
段階的に提供、上級ユーザー向けとして手動アップデートの手段も用意される
2017年10月18日 07:26
米Microsoft Corporationは17日(現地時間)、「Windows 10」の新しい機能アップデート「Windows 10 Fall Creators Update(バージョン 1709)」の一般提供を開始した。本日より“Windows Update”などを通じて順次配信される。
「Windows 10 Fall Creators Update」は、「Windows 10」で4つ目となる機能アップデート。開発者向けカンファレンス“Build 2017”で発表されたアグレッシブな新機能導入計画からは若干の後退は見られるものの、“Fluent Design System”と呼ばれる新しいユーザーインターフェイスデザインの導入、仮想現実機能“Windows Mixed Reality”への対応、「フォト」アプリの強化、モバイル端末からのシームレスな作業の継続などが目玉となる。
また、「Creators Update」で積み残した“My People”の搭載、「Microsoft Edge」の改善、「Ubuntu」などを「Windows 10」上で直接動作させる“Windows Subsystem for Linux”機能の脱ベータ、「EMET」相当の機能を統合しセキュリティが強化された「Windows Defender」なども注目の機能と言える。
なお、「Windows 10 Fall Creators Update」の配信は「Creators Update」のときと同様、段階的に実施される。手持ちのデバイスがロールアウトの第1段階に含まれているならば、“Windows Update”からアップデートが可能。そうでないユーザーは配信対象となるまでしばらく待つ必要があるが、上級ユーザー向けとして手動アップデートの手段も用意されている。