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オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」v5.11.3が公開

脆弱性が発見されたTLS/SSLライブラリ「OpenSSL」をアップデート

「WinSCP」v5.11.3

 オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.11.3が、14日に公開された。本バージョンは、セキュリティ問題と不具合を修正したメンテナンスアップデートとなっている。

 本バージョンでは、TLS/SSLライブラリ「OpenSSL」がv1.0.2系統の最新版v1.0.2nへアップデートされた。このバージョンでは2件の脆弱性が修正されているため、できるだけ早めの更新をお勧めする。深刻度の内訳はOpenSSL Software Foundationの基準で4段階中3番目に高い“Moderate”が1件(CVE-2017-3737)、最も低い“Low”が1件(CVE-2017-3738)。

 そのほかにも、さまざまな不具合が修正された。また、本バージョンでは韓国語への翻訳が完了しているという。

 「WinSCP」はWindows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「WinSCP」
【著作権者】
Martin Přikryl 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003からWindows 10/Server 2016まで
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.11.3(17/12/14)