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オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」v5.11.3が公開
脆弱性が発見されたTLS/SSLライブラリ「OpenSSL」をアップデート
2017年12月15日 12:52
オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.11.3が、14日に公開された。本バージョンは、セキュリティ問題と不具合を修正したメンテナンスアップデートとなっている。
本バージョンでは、TLS/SSLライブラリ「OpenSSL」がv1.0.2系統の最新版v1.0.2nへアップデートされた。このバージョンでは2件の脆弱性が修正されているため、できるだけ早めの更新をお勧めする。深刻度の内訳はOpenSSL Software Foundationの基準で4段階中3番目に高い“Moderate”が1件(CVE-2017-3737)、最も低い“Low”が1件(CVE-2017-3738)。
そのほかにも、さまざまな不具合が修正された。また、本バージョンでは韓国語への翻訳が完了しているという。
「WinSCP」はWindows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「WinSCP」
- 【著作権者】
- Martin Přikryl 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003からWindows 10/Server 2016まで
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.11.3(17/12/14)