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「Oracle VM VirtualBox」v5.2.6が公開 ~12件の脆弱性を修正

機能の改善や不具合の修正が中心のメンテナンスアップデート

「Oracle VM VirtualBox」v5.2.6

 米Oracle Corporationは15日(現地時間)、オープンソースの仮想PC作成・実行ソフト「Oracle VM VirtualBox」の最新版v5.2.6を公開した。機能の改善や不具合の修正が中心のメンテナンスアップデートとなっている。

 本バージョンでは、ホスト側の画面解像度が変更された際ときどき描画が乱れる問題が修正されたほか、Windows 10のゲストでオーディオのタイミングが改善された。また、Windows 7の仮想マシンを新規作成する際に提案されるディスクサイズが少し増え、32GBとなった。

 なお、今回のアップデートでは四半期ごとに実施されるOracle製品の定例セキュリティアップデートの内容も盛り込まれている。「Oracle VM VirtualBox」に関わる脆弱性は12件で、v5.1.32およびv5.2.6より前のバージョンに影響する。“CVSS(共通脆弱性評価システム) 3.0”のベーススコアは、最大で“8.8”。

 「Oracle VM VirtualBox」は、デスクトップでx86ベースシステムの仮想マシンを複数作成・実行できるソフト。オープンソースで開発されており、Windows、Mac、Linux、Solarisが公式にサポートされている。Windows版の対応OSは、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Oracle VM VirtualBox」Windows版
【著作権者】
Oracle Corporation and/or its affiliates
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.2.6(18/01/15)