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「Oracle VM VirtualBox」v5.1.36/5.2.10、Windows版が約10日遅れで公開
改善や不具合の修正が中心のメンテナンスアップデート。脆弱性の修正あり
2018年5月7日 12:30
米Oracleは4月17日(現地時間)、オープンソースの仮想PC作成・実行ソフト「Oracle VM VirtualBox」の最新版v5.1.36/5.2.10を公開した。本バージョンは機能の改善や不具合の修正が中心のメンテナンスアップデート。四半期ごとに実施されるOracle製品の定例セキュリティアップデートの内容も盛り込まれている。
同社が公開したアドバイザリによると、「Oracle VM VirtualBox」に関わる脆弱性は11件。“CVSS(共通脆弱性評価システム) 3.0”のベーススコアは最大で“8.8”となっており、v5.1.36およびv5.2.10より前のバージョンに影響する。
「Oracle VM VirtualBox」は、デスクトップでx86ベースシステムの仮想マシンを複数作成・実行できるソフト。オープンソースで開発されており、Windows、Mac、Linux、Solarisが公式にサポートされている。
Windows版のリリースはトラブルで遅れていたが、4月28日の時点で公開が確認できた。対応OSは64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016で、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Oracle VM VirtualBox」Windows版
- 【著作権者】
- Oracle Corporation and/or its affiliates
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.2.10