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Facebook、ニュースフィードで“信頼できる情報源”を優遇する措置を発表
ユーザーへの品質調査でニュースソースの信頼性をはかる
2018年1月22日 14:51
米Facebook, Inc.は19日(現地時間)、“信頼できる情報源(Trusted Sources)”からのニュースを“Facebook”のフィードで優遇することを明らかにした。
同社は先の米大統領選挙で“Facebook”がフェイクニュースの拡散に加担してしまったことへの反省から、コミュニティが信頼に値すると判断したメディアからのニュースを掲載すること、みんなが有益だと感じるニュースを掲載すること、それぞれのローカルコミュニティと関連したニュースを掲載することを2018年の優先課題としている。今回明らかにされた施策はその一環で、今月初めに発表されたローカルニュース重視の姿勢に続くものだ。
同社によると、“信頼できる情報源”はこれから行う品質調査で決定するという。この品質調査では、まずニュースソースをよく知っているかが問われ、もしそうであればそのソースを信用できるかどうかが聞かれるという。ニュースソースに無頓着な層をサンプルから排除することで、ニュースソースへの評価をより正確に測る考えだ。
この調査は当面の間米国でのみ実施されるが、将来的にはそれ以外の国でも行うことを計画しているという。