ニュース

Microsoft、「Remote Desktop web client」をプレビュー公開

ローカルクライアントをインストールしなくてもブラウザーから利用可能

「Remote Desktop web client」(同社ブログより引用、以下同)

 米Microsoftは28日(現地時間)、「Remote Desktop web client」をプレビュー公開した。わざわざローカルクライアントをインストールしなくても、モダンブラウザーさえあればリモートデスクトップや仮想化されたアプリケーションを利用できる。

 「Remote Desktop web client」は“Microsoft Ignite 2017”でお披露目された機能で、当初は「HTML5 client」と呼ばれていた。初回リリースは18カ国語に対応しており、「PowerShell」を利用して「Windows Server 2016」へデプロイ済みの「Remote Desktop Services」に追加できる。既存の「RDWeb page」とも共存可能で、アプリとデスクトップへのアクセス、テキストのコピー&ペースト、PFDファイルへの印刷などがサポートされる。

モダンブラウザーさえあればリモートデスクトップや仮想化されたアプリケーションを利用できる

 なお、クライアントはWindows 7 SP1以降またはWindows Server 2008 R2以降がサポートされる。「Windows 10 バージョン 1611」以降または「Windows Server 2016」であれば、より高いパフォーマンスが得られるという。