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Instagram、嫌がらせを未然に防止する機械学習ベースのコメントフィルターを導入
不快なコメントをユーザーの目に触れる前にブロック、執拗な場合は警告も
2018年5月10日 12:19
米Facebook傘下のInstagramは1日(米国時間)、写真共有サービス“Instagram”に機械学習ベースのコメントフィルターを導入したことを発表した。嫌がらせやハラスメントを目的としたコメントを自動で検出して、ユーザーの目に触れる前にブロックすることができるという。
今回導入されたフィルターは、昨年6月に導入したフィルターにさらなる改善を加えたもの。従来のフィルターは特定のグループを標的とした誹謗中傷など、悪質なコメントを削除するものだったが、今回追加されたフィルターは特定のユーザーの外見や人格を攻撃したり、心身の健康を脅かすコメントを検出し、ブロックする。コメントが削除されるわけではないが、ユーザーが目にして不快な思いをすることが減るだろう。
同社によると、嫌がらせやハラスメントが執拗に行われる場合は、この機能が警告を発し、関係するアカウントに対してInstagram側が対策を講じることができるようになっているという。