ニュース

Instagram、“タイアップ投稿”タグの義務付けを拡大 ~ポリシー違反には警告も実施

クリエイターとビジネスパートナーの協業関係を透明化

Instagram、“タイアップ投稿”タグの義務付けを拡大 ~ポリシー違反には警告も実施 同社のリリース
同社のリリース

 米Facebook, Inc.傘下のInstagramは7日(米国時間)、今年6月に発表した“Instagram”のブランドコンテンツツールの適用対象となるクリエイターを拡大したことを発表した。インサイトツール(投稿に対する反応を分析するツール)にアクセスできるすべてのアカウントが、“XXX(ブランド名)とのタイアップ投稿”というタグを使ってコンテンツに協業関係を明記できるようになる。

 “Instagram”では、クリエイターやパブリッシャーとビジネスパートナーの間で取引が行われた場合、ブランドコンテンツの投稿にビジネスパートナーのタグ付けを行う必要があるが、今回その適用範囲が拡大された。

 有名人がプライベートで投稿したと思い込んでいた素敵な写真が、実は企業とのタイアップで制作された宣伝目的のものだと判明すれば、ユーザーは落胆したり、裏切られたと感じるだろう。そうした事態を避け、フォロワーやコミュニティとの間に信頼を醸成するには、なによりもまず透明性の確保が肝心と言える。今回の施策は、そうした透明性の向上を狙ったものだ。

 加えて、今後は“Instagram”のポリシーに反するコンテンツが発見された場合、クリエイターに対しアプリ内通知が行われるようになることも発表された。通知を受け取ったクリエイターは、コンテンツにビジネスパートナーをタグ付けするオプションが提供される。