「Excel」に正規表現検索機能を追加するアドインがv5.0に ～入門者向けUIを既定に

「正規表現検索」v5.01

　「Microsoft Excel」で正規表現を利用した検索・置換を実現するアドイン「正規表現検索」v5.00が、5日に公開された。メジャーアップデートとなる本バージョンでは、既定のインターフェイスとして“カードUI”が採用された。

　“カードUI”は、これまで“カード入力”と呼ばれていた機能。まだ正規表現に慣れていないユーザーのために開発された正規表現の入力方式で、カードを選びながら正規表現を組み立てることができる。たとえば、4つの数字にマッチする正規表現を組み立てたい場合、“カードストック”から“数字”と“指定回”のカードを選択し、“カードセットエリア”へ移動させて検索すると、正規表現“d{4}”を利用した場合と同じ結果が得られる。

　正規表現のカードは、“先頭”や“末尾”、“指定文字”、“任意”など15種類が利用可能。13日付けでリリースされた最新版v5.01では、さらに追加で応用のカードが10種類追加されている。

　「正規表現検索」は「Excel 2000」以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10上の「Excel 2016」で動作を確認した。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、従来のインターフェイスへ戻したい場合は、ダイアログの［閉じる］ボタン左隣にあるボタンをクリックすればよい。