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マンガ制作ソフト「メディバンペイント Pro」v15.0、カラーマネジメント機能を追加
CMYK出力時のシミュレーションが行えるように、ICCプロファイル対応も拡充
2018年5月25日 06:15
(株)MediBangは24日、マンガ制作ソフト「メディバンペイント Pro」の最新版v15.0を公開した。今回のアップデートでは、カラーマネジメント機能を新たに搭載。CMYK出力時のシミュレーションが行えるようになったほか、MDPファイルにカラープロファイルを埋め込めるようになった。ICCプロファイル対応も拡充され、PSDファイルでは読み書きが、JPEG/PNGファイルでは読み込みがサポートされている。
カラープロファイルは、デバイスによる色表現の差を吸収するための仕組み。自分のPCで描いた原稿を印刷所でカラー印刷してもらったのに、自分が意図していた色で出力されなかったなどといったトラブルを防止することができる。なお、Macでは特別な設定なしでも利用できるが、Windowsでは若干の手続きが必要となる。公式サイトのマニュアルを参考にセットアップを行ってほしい。このページには主要な同人誌向け印刷所で推奨されているCMYKプロファイルがまとめられているので、「メディバンペイント Pro」で同人誌を制作したいといったユーザーは参照するとよいだろう。
そのほかにも、本バージョンではブラシのサイズをリストから選択する機能が追加されたほか、クラウド作品をコピーする機能が導入された。またWindows版で一部のキーボードサポートが利用できない不具合などが修正されている。
「メディバンペイント Pro」は、Windows/Macに対応しており、Windows版の対応OSはWindows 7/8/8.1/10。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。
《PC版メディバンペイントVer15.0リリース!》
— メディバンペイント (@MediBangPaint)2018年5月24日
【追加内容】
・カラーマネジメント機能を追加しました。
・ブラシサイズがリストから選べるようになりました。
・クラウド作品のコピーができるようになりました。https://t.co/SRhYSAKTes#メディバンペイントpic.twitter.com/B3iInUI5oC
ソフトウェア情報
- 「メディバンペイント Pro」Windows版
- 【著作権者】
- (株)MediBang
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 15.0(18/05/24)