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RDP接続のUWPアプリでキーボードが英語配列になる不具合 ~「April 2018 Update」で発生

IMEをONにして記号を入力すれば回避可能、原因は調査中

公式ブログ“Ask CORE”

 「リモート デスクトップ接続(RDP)」経由でUWPアプリへテキストを入力しようとすると、キーボード配列が英字配列など、意図しない配列になってしまう現象が「Windows 10 April 2018 Update」で確認されているという。米Microsoftが8日(日本時間)公式ブログ“Ask CORE”で明らかにしている。

 たとえば、「リモート デスクトップ接続」でリモートPCへ接続し、テキストが編集可能なソフトを起動して[Shift]+[2]キーをタイプすると、「メモ帳」では意図したとおりにダブルクォーテーション(”)が入力されるにもかかわらず、UWPアプリケーションではアットマーク(@)が入力されてしまう。UWPで開発された[スタート]メニューの検索画面(Cortana)などのコンポーネントも影響を受ける。

 同社によると、この現象が発生するのはIMEがOFFの場合のみ。そのため、UWPアプリではIMEをONにして記号を入力すれば、問題を回避することができる。なお、半角記号への変換は[F10]キーで可能だ。