ニュース
「Excel」でCSVを扱う際のトラブルを防止 ~「エクセルのお供:アテンダント」v5.20
文字コードに起因する文字化けや、意図せずデータが数値として扱われる問題を回避
2018年6月12日 06:15
(有)オズシステムは12日、よく使う「Microsoft Excel」ブックの一括処理をまとめたツール「エクセルのお供:アテンダント」の最新版v5.20を公開した。今回のアップデートではメイン画面に[CSV処理]セクションが追加され、“汎用CSVエクセルブック作成”と“CSVビューア”という2つのコマンドが利用できるようになった。
インターネットからダウンロードしたCSVファイルをそのまま「Excel」で開くと、データの一部が意図せず数値として扱われてしまい、表示がおかしくなることがある。また、文字コードや改行コードによっては文字化けが発生することがある。
“汎用CSVエクセルブック作成”は、そうしたトラブルを未然に防止しながらCSVファイルを「Excel」で開けるようにするコマンドだ。すべてのデータを文字列とみなしてブックを作成したり、数値が指数表示になるのを防止することが可能で、文字コードを変換する機能や、それぞれのデータの前後に付随した不要な空白を除去する機能、指定部分のみを抽出する機能なども備える。
一方、“CSVビューア”はCSVファイルを読み込んでその内容をプレビューするツールだ。CSVファイルの文字コードや区切り文字をチェックするのにも役立つ。
「エクセルのお供:アテンダント」はブックやシート統合・分割、2つのシートの比較、複数のブックを横断した検索・置換、フォーマットの一括変換、連続印刷など、「Excel」のブックやシートを扱う上で利用頻度の高い処理、30種類以上をひとまとめにしたツール。機能を拡張した有償版「アテンダントPro」もラインナップされている。
ソフトウェア情報
- 「エクセルのお供:アテンダント」
- 【著作権者】
- (有)オズシステム
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.20(18/06/12)