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インストーラー作成ソフト「Inno Setup」が2年ぶりのバージョンアップ

高DPI環境のサポートが改善。ARM版Windows 10向けのオプションも追加

「Inno Setup」v5.6.0

 オープンソースで開発されているインストーラー作成ソフト「Inno Setup」の最新版v5.6.0が、8日に公開された。2年ぶりのアップデートとなる本バージョンでは、高DPI環境のサポートが改善。複数のウィザードイメージを含めて、それぞれの環境に適したイメージを表示できるようになった。デジタル署名やPascalスクリプト機能でもいくつかの変更が加えられている。

 また、本バージョンでは“Setup”セクションの“ArchitecturesAllowed”ディレクティブで“arm64”という値を指定できるようになった。これを利用すると、インストーラーがARM版Windows 10でセットアップを実行しないように構成することができる。

 「Inno Setup」はWindows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2008/2012に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Inno Setup」
【著作権者】
Jordan Russell 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2008/2012
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.6.0(18/06/08)