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「Google Earth プロ」v7.3.2が公開 ~64bit OSで32bit版を利用している場合は注意
不具合の修正や安定性の向上がメイン。セキュリティ関連の修正も
2018年6月25日 17:20
米Googleは21日(現地時間)、デスクトップ向けバーチャル地球儀ソフト「Google Earth プロ」の最新版v7.3.2を公開した。Windows/Mac/Linuxに対応しており、現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows版は64bit版を含むWindows 7以降で利用できる。
今回のアップデートは、不具合の修正や安定性の向上がメイン。ネットワークセキュリティの更新と修正も実施されており、証明書のサポートが改善されているという。
とくにWindows版では複数のユーザーセッションで同時に「Google Earth プロ」を実行できるようになったほか、高DPIモニターでの表示が改善。64bit版ではジョイスティックやCOMアプリケーションインターフェイスに関する問題のほか、建物の3D表示を無効にすると「Google Earth プロ」がクラッシュする問題が修正された。
なお、64bit環境でWindows向け32bit版「Google Earth プロ」を利用している場合、新規に「Google Earth プロ」のインストールをダウンロードしてセットアップすると、64bit版がインストールされるとのこと。これはオンラインインストーラーの技術的制限に起因しており、自動更新機能を利用した場合も同様の問題が発生するようだ。
v7.3.2ではこの問題を回避するための変更も加えられているが、有効となるのは次回のアップデートからだ。64bit環境で32bit版「Google Earth プロ」を使いたい場合は、オンラインインストーラーを利用して「Google Earth プロ」をダウンロードするのではなく、「Google Earth プロ」を直接ダウンロードする必要がある。
ソフトウェア情報
- 「Google Earth プロ」Windows版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 7.3.2.5481(18/06/21)