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Dropbox、“Gmail”用のアドオンを発表 ~Webやモバイル版「Gmail」アプリをサポート
メッセージに添付されたファイルを“Gmail”から“Dropbox”へ直接保存・集中管理
2018年7月27日 11:16
米Dropboxは7月25日(現地時間)、“Gmail”用のアドオン「Dropbox for Gmail」を発表した。メッセージに添付されたファイルを“Gmail”から“Dropbox”へ直接ダウンロードできる。
同社はGoogleのクラウドプラットフォーム“Google Cloud”と提携し、“Dropbox”を“G Suite”製品と統合する取り組みを進めているが、本アドオンのリリースはその一環。これまでも「Google Chrome」用の拡張機能を提供していたが、今回リリースされた「Dropbox for Gmail」はWebブラウザーを問わず利用できるのがポイントだ。Android向けの「Gmail」アプリでも動作可能で、将来的にはiOS版もサポートされるという。
「Dropbox for Gmail」アドオンの導入は、“G Suite Marketplace”からワンクリックで行える。アドオンをインストールして“Dropbox”アカウントとの紐づけを行うと、添付ファイル付きのメッセージを開いた際、画面右端に“Dropbox”アイコンが現れる。このアイコンをクリックするとメッセージに添付されているファイルがリストアップされ、“Gmail”から離れることなくファイルを“Dropbox”へ保存できる。
現行版の「Dropbox for Gmail」アドオンでサポートされているのは添付ファイルの保存のみのようだが、メッセージの新規作成画面で共有リンクを挿入する機能や、“Dropbox”経由で添付されたファイルをプレビューする機能などが追加されるとのこと。“Dropbox”でファイルをやり取りすれば“Gmail”のストレージを節約できるほか、手元で行った修正を相手側に反映させるのも簡単だ。今後のバージョンアップに期待したい。