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「SQLite」データベースの管理ツール「PupSQLite」がメジャーバージョンアップ
64bit環境では64bit版が動作するように。複数のCSVを単一テーブルにまとめる機能も
2018年9月4日 06:30
「SQLite」データベースをGUIで閲覧・作成・編集できるアプリ「PupSQLite」v2.0.0.0が、8月28日に公開された。10年以上の開発歴を持つアプリで、SQL分の実行や暗号化、差分表示、重複レコードの抽出などにも対応する多機能性が魅力だ。「Access」や「Excel」、「SQL Server」、「MySQL」、「PostgreSQL」、XMLファイルとの間でインポート・エクスポートを行うこともできる。
メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、64bit OSでの動作を改善。64bit環境では、32bit版ではなく、64bit版の「PupSQLite」が動作するようになった。パフォーマンスの改善には至らなかったものの、“OutOfMemory”例外(メモリ不足エラー)が発生しにくくなるなどのメリットが得られたという。サイズの大きなテーブルを開く際は、オプションで表示行を絞るとパフォーマンスが改善されるという。
そのほかにも、複数のCSVファイルを同一のテーブルにインポートできるようになった。分割されたデータを「SQLite」データベースにまとめたいときに役立つだろう。
「PupSQLite」は、Windows 7/10およびWindows Server 2008に対応する寄付歓迎のフリーソフト。現在、若干の修正を加えたv2.0.0.1を作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 4と「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」が必要。
ソフトウェア情報
- 「PupSQLite」
- 【著作権者】
- Pup(ぷっぷ) 氏
- 【対応OS】
- Windows 7/10およびWindows Server 2008
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2.0.0.1(18/08/30)