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Windows 10向け「LINE」アプリが刷新、メッセージの送信取り消し機能などをサポート
開発の先行していたPC版で既存のUWP版を置き換え、“Microsoft Store”から入手可能に
2018年10月2日 06:30
LINE(株)は、Windows 10向けに提供している“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”版「LINE」アプリをアップデートした。現在、“Microsoft Store”からv5.10.0を無償でダウンロード可能。今回のアップデートではPC版と統合され、今までUWP版ではサポートされていなかった機能が利用できるようになった。
これまでWindows向けの「LINE」アプリは、Windows 7以降に対応した“PC版”(Macもサポート)と、Windows 10専用の“UWP(ストアアプリ)版”の2種類が提供されていたが、UWP版の開発はPC版に比べ遅れがちで、機能の不足も目立っていた。
そこで、今回のアップデートではPC版が「Desktop Bridge」でUWP化され、ストアで配信されるようになったようだ。2つのバージョンが1つに統一されたことにより、機能の違いがなくなる。開発リソースをPC版へ集中できることで、さらなる機能強化・改善も期待できるだろう。
これまでUWP版を使っていたユーザーにとっては、メッセージの送信を取り消せるようになったことが最大の改善となる。ただし、相手が古い「LINE」アプリを利用している場合は、送信を取り消してもメッセージが相手に表示され続ける。
また、トークルームで特定のメッセージに返信できる“リプライ”機能が追加。トークで有料の絵文字が利用できるようになった。そのほかにも、これまでUWP版でサポートされていなかった機能が数多く利用できるようになった。
ソフトウェア情報
- 「LINE」UWP版
- 【著作権者】
- LINE(株)
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.10.0.0