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Mozilla、「Thunderbird 60.2.1」で修正された脆弱性の内容を公表

“Critical”1件、“High”2件など計7件を修正

Mozilla Foundationが公開したセキュリティアドバイザリ(MFSA2018-25)

 Mozillaは10月4日(米国時間)、「Thunderbird 60.2.1」で修正された脆弱性の内容を公表した。

 Mozilla Foundationが公開したセキュリティアドバイザリによると、今回修正された脆弱性の件数は全部で7件。深刻度の内訳は、Mozilla基準で4段階中最高の“Critical”が1件、上から2番目の“High”が2件、上から3番目の“Moderate”が3件、最低の“Low”が1件となっている。「Thunderbird」は初期設定でJavaScriptが無効になっているため「Firefox」ほどのリスクはないが、有効にしている場合は注意したい。

 「Thunderbird」は64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。インストール済みの場合は、自動更新機能でアップデートすることもできる。

 なお、「Thunderbird 60.2.1」における主な変更点に関しては、下記リンクにある記事を参照のこと。