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新しいファイルアイコンを導入した「Visual Studio Code」の9月更新が正式リリース

イシューの処理に専念して1,731件をクローズ

「Visual Studio Code」v1.28

 米Microsoftは10月9日(日本時間)、コードエディター「Visual Studio Code」の9月アップデート(v1.28)を正式リリースした。本バージョンでは、Windows版でカスタムタイトルバーがデフォルトで有効化された。メインメニューをタイトルバーに組み込むことで、作業領域をより広くとることができる。また、新しいファイルアイコンが導入され、「Visual Studio Code」を既定のアプリに設定した場合に「エクスプローラー」へ反映されるようになった。

新しいファイルアイコン(リリースノートより引用)

 また、9月アップデートではスニペットをプロジェクト単位で管理してチームで共有する機能、[Tab]キーで次の“IntelliSense”候補を入力する機能、最後の編集箇所へジャンプする機能、JavaScript/TypeScriptで“Promise”と“async/await”を相互に書き換える機能などが新たにサポートされた。Markdownドキュメントの折り畳み機能も改善されており、コードブロック・複数行リスト・埋め込みHTMLを折りたためるようになっている。

 そのほかにも改善は多岐にわたるが、それぞれの規模は比較的小さい。これは“GitHub”のイシュー(問題・要望)の処理を優先したためだという。その結果、「Visual Studio Code」のリポジトリ全体で3,918のイシューがクローズされた。その過程で2,187のイシューが作成されたので、差し引き1,731件のイシューが処理されたことになる。

イシューの処理に専念して1,731件をクローズ

 「Visual Studio Code」はWindows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。

ソフトウェア情報

「Visual Studio Code」安定版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびMac/Linux
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.28.0(18/10/09)