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Macのダークモード・フルスクリーンに対応 ~「Visual Studio Code」の10月更新が公開
複数行検索や不要なスタックフレームの折り畳み、ファイルアイコンの改善を盛り込む
2018年11月15日 06:40
米Microsoftは11月12日(日本時間)、コードエディター「Visual Studio Code」の10月アップデート(v1.29)を正式リリースした。Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。
今回のアップデートでは、Mac対応が強化。「macOS Mojave」のダークモードがサポートされ、OSの設定に応じてテーマが切り替わるようになったほか、“操作スペース”でのフルスクリーン表示が可能となった。追加のデスクトップ(操作スペース)を作成せずにフルスクリーン表示したい場合は、設定ファイルを編集して“window.nativeFullScreen”フラグを“false”にすればよい。
また、前バージョンで導入されたファイルアイコンに小さいサイズのイメージが追加。「エクスプローラー」の“詳細表示”(リストビュー)でも見やすくなった。“IntelliSense”でファイル名を補完する際、ファイルアイコンが表示されるようになったのも、細かいながら気の利いた改善といえる。
そのほかにも、正規表現の検索で“改行(¥n)”が利用できるようになった。複数行にまたがったキーワードにマッチさせることができる。また、デバッガーで不要なスタックフレームを折りたたんで隠す機能が搭載されたほか、関連するリソースをツリーの子ノードとして表示できるように“Loaded Scripts”が強化。すべての参照を一覧表示できる機能がプレビューとして導入されている。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびMac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.29(18/11/12)