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無償コードエディター「Visual Studio Code」の11月更新v1.30が正式リリース
正規表現を利用しなくても複数行検索。細部をブラッシュアップ
2018年12月14日 17:39
米Microsoftは11月11日(現地時間)、コードエディター「Visual Studio Code」の11月アップデート(v1.30)を正式リリースした。Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。
本バージョンは、既存機能の改善がメイン。たとえば、前バージョンで追加された複数行検索では、正規表現を利用しなくても済むようになった。検索ボックスで[Shift]+[Enter]キーを押せば改行が入力され、複数行のテキストのマッチさせることができる。
また、9月アップデートで導入された、メインメニューバーを組み込んだコンパクトなタイトルバーがLinux環境でも初期状態で有効化された。ウィンドウのサイズが小さいときにメインメニューバーがオーバーフロー表示されるようになったり、メニューがウィンドウからはみ出さないようにスクロールされるようになったのも細かいながら気の利いた改善点だ。
そのほかにも、すべての参照を検索してサイドバーに表示する参照ビューや、TypeScript/JavaScriptで匿名のコールバックをアウトラインビューに“<function>”として表示する機能、JSDocのMarkdownコードブロックのシンタックスハイライトなどが新たにサポートされた。拡張機能ではバージョンの選択が可能となり、古いバージョンの拡張機能を利用できるようになっている。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびMac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.30.0(18/12/11)