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設定のGUIエディターが初期状態で有効化 ~「Visual Studio Code」の8月アップデート

パンくずメニューの強化や新しい[ターミナル]メニューなど、機能改善が盛りだくさん

「Visual Studio Code」v1.27.1

 米Microsoftは9月5日(日本時間)、コードエディター「Visual Studio Code」の8月アップデート(v1.27)を正式公開した。本バージョンの目玉は、新しい設定画面が追加されたことだ。

 同社は「Visual Studio Code」の設定をGUIで編集するためのエディターをここ数カ月間にわたってテストしてきたが、v1.27ではそれがとうとう初期状態で有効化された。新しいGUIエディターは日本語化されており、さまざまな設定をツリーで整理して見やすく提供している。検索機能も備えており、キーワードでオプションをフィルタリングすることも可能。変更された箇所は青く、不適切な値を入力した箇所は赤く表示される点や、プルダウンでオプションを選択する際に説明が表示されるのも親切だ。

設定のGUIエディターが初期状態で有効化

 そのほかにも、前バージョンで追加されたパンくずメニューが改善。変数や関数などのシンボルを選択すると、当該部分がエディターでハイライトされるようになった。キーバインドをカスタマイズする際、特定のOSだけで機能するように指定できるようになったのも、「Visual Studio Code」を複数のOSで利用するユーザーにとってはうれしい変更点だ。

パンくずメニューが改善。変数や関数などのシンボルを選択すると、当該部分がエディターでハイライトされるように

 また、ターミナル関連のコマンドを集約した[ターミナル]メニューがメインメニューに新設された。CSS補完の強化やHTMLフォーマッターのアップデートなども行われている。

 「Visual Studio Code」はWindows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、本ソフトの公式サイトから微修正を施した最新版v1.27.1をダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。

ソフトウェア情報

「Visual Studio Code」安定版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびMac/Linux
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.27.1(18/09/06)