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Windows 7/Windows Server 2008 R2の更新時に“0x8000FFFF”のエラーが発生する問題

更新プログラム「KB3177467」の適用を

公式ブログ“Ask CORE”

 日本マイクロソフト(株)は10月12日、Windows 7/Windows Server 2008 R2で更新プログラムの適用に失敗することがあることを明らかにした。“0x8000FFFF”というエラーが記録されてインストールに失敗した場合の解決策が、公式ブログ“Ask CORE”で案内されている。

 同ブログによると、この問題は更新プログラム「KB3177467」がインストールされていないことが原因であるという。「KB3177467」は“サービス スタック”の安定性を向上させるための更新プログラムで、新しい新プログラムの評価効率を改善して、“Windows Update”のインストールに時間がかかる問題を修正する。

 「KB3177467」は現在、“Microsoft Update カタログ”などから入手可能。“0x8000FFFF”エラーが発生していない場合、適用の必要はない。

 なお、本更新プログラムは “排他的なインストールが必要”な更新として提供されている。つまり、“Windows Update”などで他の更新プログラムと一緒に検出されるとインストール対象として表示されず、他の更新プログラムの適用が優先される。“Windows Update”に頼らず、“Microsoft Update カタログ”からダウンロードしたスタンドアロン版を利用するのが確実だろう。

 ただし、このスタンドアロン版をインストールする場合は、なるべく他の更新プログラムと一緒にインストールしないように注意しよう。もし他の更新プログラムとともにインストールしてしまうと、更新画面の“ステージ 2/2”または“ステージ 3/3”で処理が停止してしまうことがある。しかし、処理そのものは完了しているため、[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーを押してログオンを続行して問題ないとのこと。

他の更新プログラムとともにインストールすると、更新画面の“ステージ 2/2”または“ステージ 3/3”で処理が停止してしまうことがあるので注意