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無償の画像編集ツール「GIMP」v2.10.8が公開 ~パフォーマンスと安定性を向上
保存ダイアログで下位互換を妨げる機能を具体的に表示
2018年11月13日 06:20
オープンソースの画像編集ソフト「GIMP」の最新安定版v2.10.8が、11月8日に公開された。今回のアップデートでは、処理速度に応じて画像表示のチャンクサイズが動的に決定されるようになり、非力なパソコンでは応答速度が向上する一方、高速なパソコンでは処理速度が向上している。
また、保存ダイアログでは旧バージョンでファイルを開けなくなる原因となる機能を具体的に表示するようになった。表示された機能を使用しないことで旧バージョンを利用しているユーザーにファイルを渡しても、正常にファイルを開けるようになるだろう。
そのほか、縦書きテキスト機能などの不具合が多数修正され、安定性が向上している。
「GIMP」は、Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在同プロジェクトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7以降に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「GIMP for Windows」
- 【著作権者】
- Spencer Kimball, Peter Mattis and the GIMP Development Team
- 【対応OS】
- Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2.10.8(18/11/08)