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「October 2018 Update」とAMD製の古いGPUの組み合わせで問題 ~Microsoftは原因を調査中
AMDによるサポートはすでに終了
2018年11月19日 15:58
米Microsoftは11月14日(現地時間)、AMD製GPU“Radeon HD 2000”および“Radeon HD 4000”シリーズと「Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809)」の組み合わせで問題が発生していることを明らかにした。該当するGPUを搭載した環境に対する「October 2018 Update」は一時的にブロックされている。
同社によると、“Radeon HD 2000/HD4000”を利用している環境を「October 2018 Update」へアップデートすると、「Microsoft Edge」のタブが機能しなくなるとのこと。また、“INVALID_POINTER_READ_c0000005_atidxx64.dll”というエラーが発生したり、一部の環境でロック画面や「ShellExperienceHost」のパフォーマンスが低下することがあるという。
なお、“Radeon HD 2000”および“Radeon HD 4000”は発表から10年以上が経過した古い製品だ。AMDはすでにサポートを終了しており、ドライバーのアップデートを提供していない上、公式にもWindows 10に対応しないことが明言されている。MicrosoftがOS側でこの問題を解決できなければ、GPUの買い替えも視野に入れた対策が必要となるだろう。