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古いAMD製GPUと「October 2018 Update」の問題が解決、アップグレード停止措置は解除

そのほかのアップグレードトラブルもおおむね解決へ

同社のサポートページ

 米Microsoftは2月1日(現地時間)、AMD製GPU“Radeon HD 2000/4000”シリーズを搭載する環境に対する「Windows 10 October 2018 Update(バージョン1809)」のアップグレードブロック措置を解除した。

 “Radeon HD 2000/HD4000”シリーズを搭載した環境では当初、「October 2018 Update」へアップグレードすると「Microsoft Edge」のタブが機能しなくなったり、“INVALID_POINTER_READ_c0000005_atidxx64.dll”というエラーが発生して、ロック画面や「ShellExperienceHost」のパフォーマンスが低下する問題が確認されていた。そのため、Microsoft側でOSのアップグレードをブロックする措置が取られていた。

 同シリーズは発表から10年以上が経過した古い製品で、AMDによるサポートが期待できない。そのため、ハードウェアの買い替えが必要になる可能性もあったが、Microsoftによると、この問題はOS側の修正で解決されたとのこと。現在は「October 2018 Update」の配信が再開されている。

 そのほかにも、以下の問題で進展が見られたようだ。「October 2018 Update」へのアップグレードに関する問題は、おおむね解決の目途が立ったといえる。