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「Windows 10 October 2018 Update」の提供範囲が拡大、すべての“上級ユーザー”が対象に

“Windows Update”を手動チェックしたユーザーに開放

「Windows 10 October 2018 Update」の提供範囲が拡大、すべての“上級ユーザー”が対象に

 米Microsoftは12月18日(現地時間、以下同)、「Windows 10 October 2018 Update(バージョン 1809)」のロールアウト対象を拡大したことを明らかにした。17日現在、「設定」アプリの[更新とセキュリティ]-[Windows Update]セクションにある[更新プログラムをチェック]ボタンを手動でクリックした“上級ユーザー”すべてに「October 2018 Update」が解放されているという。

「設定」アプリの[更新とセキュリティ]-[Windows Update]セクションにある[更新プログラムをチェック]ボタンを手動でクリックしたユーザーが対象

 「October 2018 Update」は10月初めにリリースされたが、データ損失の問題が発覚したことをうけ、いったん配信を中断。先月中旬にようやく提供が再開されていた。その後も、「iCloud for Windows 7.7」との非互換性問題ログイン時に割り当てられたネットワークドライブに再接続できなくなる問題により一部環境でアップデートがブロックされていたが、その多くはWindowsの更新プログラムや製品のアップデートによりすでに解決されている。

 なお、未修正の問題に関しては「October 2018 Update」の不具合をまとめた記事を参照のこと。Intel製ディスプレイドライバーがインストールされた環境でモニターからオーディオを再生できない問題などがまだ修正されておらず、アップデートをブロックする処置がとられている。