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「Firefox」v64.0.2が公開 ~macOSでブラウザーがクラッシュする問題などを修正

日本語版「Firefox」ではタブの右クリックメニューがローカライズされる

「Firefox」v64.0.2

 Mozillaは1月9日(米国時間)、Webブラウザー「Firefox」のデスクトップ向け最新安定版v64.0.2を公開した。本バージョンは、不具合の修正を中心としたマイナーアップデート。脆弱性の修正はないようだ。なお、v64.0.1はデスクトップ向けにはリリースされていない。

 Mozillaが公開したリリースノートによると、今回のアップデートで修正された不具合は全部で5件。macOSでブラウザーがクラッシュする問題や、“YouTube”の再生がカクつく問題が解決された。また、軽量テーマにいくつかのアップデートが施されているという。

 日本語版「Firefox」では、タブの右クリックメニューが一部ローカライズされていない問題が修正された。「Firefox 64」は[Ctrl]キーや[Shift]キーを押しながらタブをクリックすることで複数のタブを選択することが可能。この状態でタブの右クリックメニューを利用すれば、選択されたタブを一度に閉じたり、移動したり、ブックマークしたり、ピン留めできる。“Firefox Sync”で同期した他のデバイスへ送信することも可能だ。

日本語版「Firefox」でタブの右クリックメニューがローカライズ

 「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでにインストールされている場合は更新機能を利用してアップデートすることも可能。