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GitHub、フリーのコードエディター「Atom 1.34」を正式公開
「Git」のコミットを作成する上で有用な機能がいくつか導入
2019年1月11日 11:52
米GitHubは1月8日(現地時間)、テキストエディター「Atom 1.34」を正式公開した。本バージョンでは、「Git」のコミットを作成する上で有用な機能がいくつか導入されている。
まず、コミットをプレビューする機能が追加された。[See All Staged Changes]というボタンをクリックするだけで、ステージングされたすべての変更を1つのペインへまとめて表示することが可能。コミットメッセージのテンプレート機能も導入され、プロジェクト内でメッセージの書き方を統一するのが容易になった。
また、「GitHub」パッケージは差分ビューを“TextEditor”コンポーネントで描画するようになった。パフォーマンスの向上が期待できるほか、エディターに割り当てたキーボードショートカットが差分ビューでも機能するようになるという。
なお、次期バージョンのベータ版「Atom 1.35」のリリースも同日付けでアナウンスされている。「Atom 1.35」では引き続き「GitHub」パッケージの改善が図られ、コミットの詳細を表示する機能やプルリクエストの差分を表示する機能がテストされるという。
ソフトウェア情報
- 「Atom」安定版
- 【著作権者】
- GitHub Inc.
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.34.0(19/01/08)