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1月の月例パッチが「Excel 2010」「Access 2010」を動作不能にする問題、修正へ

更新プログラム「KB4462157」がダウンロードセンターで提供される

同社のサポートページ

 米Microsoftは1月18日(現地時間、以下同)、「Microsoft Office 2010」向けの更新プログラム「KB4462157」を公開した。現在、同社のダウンロードセンターから無償でダウンロードできる。

 同社は今月8日、セキュリティ更新プログラム「KB4461614」を「Office 2010」向けにリリースしていたが、このパッチを適用した環境で「Excel 2010」および「Access 2010」の動作が停止する問題が発生していた。今回リリースされた「KB4462157」は、この問題を解決するものとなる。

 「Excel 2010」と「Access 2010」がクラッシュする問題の回避策として、当初は「KB4461614」をアンインストールする方法が案内されていたが、セキュリティレベルが低下するためあまりお勧めできる方法ではない。該当するユーザーは、「KB4462157」の適用を急いだほうがよいだろう。

 なお、本更新プログラムを「KB4461579」とともにインストールすると、新しい元号がサポートされるとのこと。改元への備えとしても、本更新プログラムは必須のものとなる。