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Apple、「macOS Mojave 10.14.3」を正式リリース ~複数の脆弱性を修正

「macOS High Sierra」「macOS Sierra」「Safari」に対してもセキュリティ更新を提供

Apple、「macOS Mojave 10.14.3」を正式リリース

 米Appleは1月22日(現地時間)、「macOS Mojave 10.14.3」を正式リリースした。「macOS Mojave」のユーザーは、無償でアップデートできる。

 本バージョンは安定性、互換性、およびセキュリティを目的としたメンテナンスアップデート。複数の脆弱性が修正されているため、できるだけ早いアップデートが必要だ。旧バージョンの「macOS High Sierra」「macOS Sierra」に対しても、セキュリティ更新プログラム「Security Update 2019-001」が提供されている。

 同社が公表したセキュリティ情報によると、これらのOSで修正された脆弱性はCVE番号ベースで23件。任意のコード実行、サンドボックスの回避、特権昇格、ユーザー情報の漏洩、サービス拒否などにつながる恐れがあり、早急なアップデートが必要だ。

 また、OS標準のWebブラウザー「Safari」にもセキュリティアップデートが提供されている。最新版の「Safari 12.0.3」では、CVE番号ベースで10件の脆弱性が修正された。