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Apple、「macOS Mojave 10.14.4」を正式リリース ~第2世代“AirPods”をサポート(4月3日追記)

旧バージョンのmacOSや「Xcode」向けのセキュリティアップデートも公開

Apple、「macOS Mojave 10.14.4」をリリース

 米Appleは3月25日(現地時間)、「macOS Mojave 10.14.4」をリリースした。「macOS Mojave」のユーザーは、無償でアップデートできる。

 本バージョンは安定性、互換性、およびセキュリティを目的としたメンテナンスアップデート。“AirPods”(第2世代)のサポート、「Safari」や「iTunes」といったビルトインアプリの強化も行われている。

 また、本バージョンでは脆弱性の修正も実施された。「macOS High Sierra 10.13.6」向けのセキュリティアップデート「Security Update 2019-002 High Sierra」、「macOS Sierra 10.12.6」向けのセキュリティアップデート「Security Update 2019-002 Sierra」と併せて、その内容がアナウンスされている。

 同社が公表したセキュリティ情報によると、今回修正された脆弱性はCVE番号ベースで38件。任意コードの実行、セキュリティ機能“Gatekeeper”の迂回、サービス拒否(DoS)、特権昇格、情報漏洩などにつながる恐れがあり、できるだけ早い対応が必要だ。

 そのほかにも、開発環境「Xcode」で任意のコードが実行可能になる脆弱性(CVE-2018-4461)が修正された。同日リリースの「Xcode 10.2」へアップデートする必要がある。

4月3日編集部追記: 3月30日付で、macOS High SierraおよびmacOS Sierra向けのセキュリティアップデート“2019-002”が更新されたことがアナウンスされた。Apple社によると、以前のビルドで欠けていたいくつかのセキュリティ修正が復元されているという。