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Apple、新元号“令和”をサポートした「macOS Mojave 10.14.5」「iOS 12.3」を公開

「iOS 12.3」では新しい「Apple TV」を同梱

Apple、新元号“令和”をサポートした「macOS Mojave 10.14.5」「iOS 12.3」を公開

 米Appleは5月14日(日本時間)、「macOS Mojave 10.14.5」と「iOS 12.3」を正式リリースした。このアップデートには、新元号“令和”のサポートが含まれている。

「macOS Mojave 10.14.5」

 「macOS Mojave 10.14.5」は、不具合の修正と安定性・信頼性の向上を主眼としたメンテナンスアップデート。新元号“令和”への対応に加え、ビデオ・写真・ミュージックなどをMacから“AirPlay 2”対応のスマートテレビへダイレクトに共有する機能が導入された。MacBook Pro(2018)でオーディオ遅延が発生する問題や、特定の非常に大きな「OmniOutliner」「OmniPlan」ドキュメントが適切にレンダリングされない問題なども解決された。

 「macOS Mojave」でアップデートの有無をチェックするには、デスクトップ左上のAppleメニューから[システム環境設定]画面へアクセスすればよい。アップデートがある場合は、[今すぐアップデート]ボタンをクリックすると無償でインストールできる。

「iOS 12.3」

 一方「iOS 12.3」では、“AirPlay 2”対応テレビがサポートされたほか、新たにデザインされた「Apple TV」が同梱された。新元号“令和”もサポートされており、たとえば[地域と言語]設定で暦法を“和暦”へ切り替えれば、「カレンダー」アプリの“2019年”表示が“令和元年”に切り替わる。

 「iOS 12.3」はiPhone 5sおよびそれ以降のiPhone、iPad Airおよびそれ以降のiPad、第6世代iPod touchに対応しており、現在[設定]アプリの[一般]-[ソフトウェアアップデート]画面から無償でアップデートできる。