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Apple、4つのアニ文字を追加した「iOS 12.2」を正式リリース(3月28日追記)
CVE番号ベースで51件の脆弱性を修正。「watchOS」にもセキュリティアップデート
2019年3月26日 10:00
米Appleは3月25日(現地時間)、「iOS 12.2」を正式リリースした。iPhone 5sおよびそれ以降のiPhone、iPad Airおよびそれ以降のiPad、第6世代iPod touchに対応しており、現在[設定]アプリの[一般]-[ソフトウェアアップデート]画面から無償でアップデートできる。
本バージョンでは、新しい“AirPods”(第2世代)がサポートされた。また、“アニ文字”も拡充され、フクロウ、イノシシ、キリンおよびサメの4種類が利用できるようになった。新しい“アニ文字”は“iPhone X”以降、12.9インチ“iPad Pro”(第3世代)および11インチ“iPad Pro”で利用可能だ。
加えて、今回のアップデートではセキュリティ修正も施されている。同社が公開したセキュリティ情報によると、今回修正された脆弱性はCVE番号ベースで51件。内容は任意コードの実行やサービス拒否、特権昇格、情報漏洩、ファイルの意図しない上書き、S/MIMEの署名のなりすまし、クロスサイトスクリプティングなど多岐にわたる。できるだけ早いアップデートが望ましい。
また、同日付けで「tvOS 12.2」のリリースもアナウンスされている。「tvOS 12.2」ではCVE番号ベースで36件の脆弱性が修正されている。
3月28日編集部追記: 3月27日(現地時間)、「watchOS 5.2」のリリースもアナウンスされた。「watchOS 5.2」ではCVE番号ベースで29件の脆弱性が修正されている。