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Apple、「macOS Mojave 10.14.2」をリリース ~機能を強化、不具合や脆弱性の修正も
OS標準のWebブラウザー「Safari」はv12.0.2に
2018年12月6日 16:51
米Appleは12月5日(現地時間)、「macOS Mojave 10.14.2」をリリースした。「macOS Mojave」のユーザーは、無償でアップデートできる。
本バージョンは安定性、互換性、およびセキュリティを目的としたメンテナンスアップデート。Wi-Fi通信時のRTT(リアルタイムテキスト)がサポートされたほか、「iTunes」で他社製のAirPlayスピーカーからメディアを再生できない場合がある不具合が修正された。
また、脆弱性の修正も行われているので注意。旧バージョンの「macOS High Sierra」「macOS Sierra」に対しても、セキュリティ更新プログラム「Security Update 2018-003」「Security Update 2018-006」がそれぞれ提供されている。
同社が公表したセキュリティ情報によると、これらのOSで修正された脆弱性はCVE番号ベースで13件。任意のコード実行、ユーザー情報の漏洩、サービス拒否などにつながる恐れがあり、早急なアップデートが必要だ。
また、OS標準のWebブラウザー「Safari」にもセキュリティアップデートが提供されている。最新版の「Safari 12.0.2」では、CVE番号ベースで9件の脆弱性が修正された。