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「Opera 58」が正式公開

複数のタブを含むウィンドウを閉じる際、警告ダイアログを出すように

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 ノルウェーのOpera Softwareは1月23日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 58」を正式公開した。2019年最初のメジャーリリースとなる本バージョンでは、複数のタブを含むウィンドウを閉じる際に警告を出す機能が追加された。

 この機能は、他のタブで編集作業を行っていたのをうっかり忘れ、ウィンドウごとを閉じてしまうのを防止するためのもの。「Firefox」など、他のタブブラウザーでは比較的ありふれた機能で、まだ「Opera」に搭載されていなかったとは意外だ。

複数のタブを含むウィンドウを閉じる際に警告を出す機能が追加

 もし警告ダイアログを煩わしく感じる場合は、[ウィンドウを閉じる]ボタンを押す前に[ウィンドウを閉じる際に警告をしないでください。]というチェックボックスをONにするとよい。次回からは複数のタブを一度に閉じても警告ダイアログが表示されなくなる。警告を再度有効化したい場合は、設定画面の[詳細ツール]-[ユーザーインターフェイス]セクション(opera://settings/userInterface)を開き、[複数のタブを含むウィンドウを閉じる際の警告]オプションをONにすればよい。

 そのほかにも、ブラウザーエンジンを「Google Chrome 71」相当へアップデートするなどの改善が施されている。

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。