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2月にも“はやぶさ2”が着陸する“リュウグウ”の3Dモデルが追加された「Mitaka」v1.5.1
過去や未来の惑星・月・太陽の位置が高精度に
2019年1月25日 14:15
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U Project)は1月24日、3D天体シミュレーター「Mitaka」の最新版v1.5.1を公開した。最新版では2月にも小惑星探査機“はやぶさ2”がタッチダウン(着陸)する小惑星“リュウグウ”の3Dモデルが追加されたこと。
“リュウグウ”の3Dモデルを閲覧するには“離陸”した状態で[ターゲット]-[小惑星]メニューから[リュウグウ]を選択すればよい。初期状態では太陽光の当たっていない影の部分は暗すぎて見えないが、[表示]メニューの[ヘッドライト]オプションをONにすれば影の部分の形状も確認できる。
また、“トランジット系外惑星探索衛星(TESS)”の軌道と3Dモデルも表示可能になったされた。“TESS”の3Dモデルは[ターゲット]-[探査機]メニューから[テス]を選択することで表示可能。
そのほか、過去と未来の長期間にわたって惑星・月・太陽の位置が高精度になっている。これにより、古代ギリシャの哲学者タレスが予言し、紀元前585年5月28日に起きた日食の再現などができるようになっている。
「Mitaka」は、Windows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応しており、個人利用に限り無償で利用可能。現在、4D2U ProjectのWebサイトからダウンロードできる。
© 加藤恒彦,4D2U Project,NAOJ
ソフトウェア情報
- 「Mitaka」
- 【著作権者】
- 大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非営利利用のみ)
- 【バージョン】
- 1.5.1(18/01/24)