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「GNU Wget」にバッファオーバーフローの脆弱性
第三者によって任意のコードを実行されたり、DoS 攻撃を受ける恐れ
2019年4月4日 14:46
脆弱性ポータルサイト“JVN”は4月3日、脆弱性レポート“JVN#25261088”を公表したした。The GNU Projectが提供する「GNU Wget」にバッファオーバーフロー(CWE-119)の脆弱性が存在するとして、注意を呼び掛けている。
「Wget」は、Webサーバーからコンテンツを取得するコマンド。Unix系のOSに搭載されており、Windowsでも“Windows Subsystem for Linux(WSL)”などから利用できる。
同レポートによると、「Wget」v1.20.1およびそれ以前にはバッファオーバーフローの欠陥が存在し、第三者によって任意のコードを実行されたり、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受けたりする可能性がある。脆弱性の深刻度は、“CVSS v3”で基本値“8.8”、“CVSS v2”で基本値“6.8”。
“JVN”は、最新版へのアップデートを推奨している。